AMRロボットを生産設備のPLCを介して生産ラインと接続すると、AMRの到着に合わせて設備を稼働できるようになり、工場の自動化と効率化が進みます。さらに、APIを活用することで上位システムとの連携を行い、生産状況に応じ柔軟な搬送を行うような、より一層の効率化の仕組みをつくることができます。
こちらの記事では、生産設備とAMRロボットを連携させるメリットや、生産設備と連携可能なAMR製品を紹介します。
生産設備とAMRロボットの連携を行った場合、工程全体を自動化できます。自動化により、下記に挙げている生産性の向上や人的負担の軽減、コストの削減などさまざまなメリットを得ることができます。
生産設備とAMRロボットの連携により搬送などの反復作業を自動化でき、作業時間の短縮につながるため生産性向上が期待できます。また、自動化によってヒューマンエラーの発生を抑えられることや、ロボットの場合24時間365日体制で作業が可能となり、生産性が向上します。
このように生産性の向上に加えて人の手を介した作業を減らせるので、作業精度の向上も期待できます。
工程を自動化し、これまでに人が担当していた部分をロボットが担えるようになると、人手不足の解消につなげることができます。さらに、重いものの運搬や長い距離の移動などのこれまで作業者の負担になっていた部分をロボットが担当できるようになるので、業務負荷の軽減も期待できます。
また、繁忙期の作業量や稼働パターンを考慮したシステム設計を行っておくことで、突発的なトラブルの発生や納期が遅延してしまうリスクも軽減できます。
ロボットの導入によって、人件費を抑制できます。さらに人材をより専門性の高い業務へ異動でき、現場での生産性を高められます。
ここでは、生産設備との連携が可能なAMR製品を紹介します。2025年5月28日にGoogle検索にて「AMRロボット 生産設備 連携」と検索し、生産設備との連携に対応している上位3サイトのAMRを紹介していきます。
AspinaAMRは、搬送作業の自動化を行えることに加えて、搬送物の受け渡しを行う工場側の設備と連携できます。工程全体の自動化をより進められるロボットです。
また、ローラコンベヤを搭載しているデモ機では、I/Oポートに接続したPLCを介してAspinaAMRとローラーコンベヤそれぞれの動作指示を行って連携できます。さらに同機器では停止位置精度向上オプションや自動充電オプションなども用意されています。
HIKROBOTは製品の自動搬送に対応ができるため、作業員の負担を軽減する、また工場や倉庫の生産性向上をサポートできるロボットです。導入により効率化や省人化などのメリットが得られるので、物流自動車製造業や食品業、医薬品関連業などさまざまな業界に導入されているロボットです。
LexxHubは、既存のPLCやエレベーターなどと直接連携を行えるソリューションです。このLexxHubで既存設備をネットワークに接続し、Lexx500(500kgまで対応可能な自動搬送プラットフォーム。無軌道の自律走行と有軌道のAGV走行のいずれにも対応)と連携できます。既存設備のPLCと有線接続して生産設備ラインとの連携もでき、Lexx500の到着に合わせて生産設備を動作することができます。
こちらの記事では、AMRロボットと生産設備との連携について解説してきました。これらの連携により、工場全体を自動化でき、生産性向上やコスト削減などさまざまなメリットが得られることが期待できます。生産性の向上などを課題としている場合には、AMRの導入は検討項目から外せない候補です。
現在AMRロボットの導入を検討している方向けに、もう一歩踏み込み、「小回りの利く小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」のかゆいところに手が届くAMRロボットを紹介します。

狭いスペースで
稼働できる小型機1辺60cmのコンパクトサイズで狭い通路(最小通行幅80cm)でも使用可能。コンパクトでも300kgまでの荷物を運べる。

高精度な制御機能で
組立装置とも連携よし2次元コード誘導も併用でき、組立装置などへの部品供給に必要な正確な位置合わせが可能。(停止精度±5mm、停止角度±0.5度)

高い耐荷重能力
最大積載量2500kg高い耐荷重能力と堅牢な設計が求められる最大積載量2トン以上のAMR。