こちらの記事では、自動搬送ロボットの販売や導入、保守サービスなどの提供を手がける株式会社ギークプラスを紹介しています。同社の特徴や取り扱っているAMRロボット、同社のプレリリースについてまとめました。
株式会社ギークプラスは、北京ギークプラステクノロジーカンパニーリミテッドと日本資本とのジョイントベンチャーとして2017年に発足。本社を東京都渋谷区に置き、自動搬送ロボットの販売や導入、保守サービスに加えて、物流関連のシステムソリューションを提供している企業です。
物流ロボット製品として「ピッキングPシリーズ」を取り扱っているほか、自動棚入れおよび棚出しを行うロボットシステム「PopPick」や高さ12mまでの保管を可能とする「RoboShuttle」、ルート最適化と在庫の動的統合を実現する「SkyCube」などを取り扱っています。
北米・南米、ヨーロッパ、アジア、東南アジア、オセアニアにわたるネットワークを構築し、それぞれの地域にサービスステーションやオフィスなどを展開することにより、顧客のニーズに応える迅速なサービスを提供しています。
同社では「ピッキングPシリーズ」と呼ばれるロボットを取り扱っており、シリーズのラインナップは「P500R」「P800R」「P1200R」の3種類となっています。
こちらのシリーズは、ロボットが在庫商品の入った棚やパレットをピッキングステーションに移動させる「Good to Person(GTP)ピッキング方式」と、RoboShuttleが高密度保管エリアからピッキングステーションまでコンテナを運ぶ「Bin to Person(BTP)ピッキング方式」という2種類の方式により、効率的・正確なピッキング作業を実現しています。
これらのロボットを活用することにより、倉庫内における作業効率が大幅に向上し、多品種少量生産やオンデマンドといった、現在の物流ニーズに対応可能となります。
対人・対障害物への安全性が高く、ガイドの設置コストが不要のAMRロボットは日々進化を続けています。
当サイトでは「指示だし簡単な小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」などかゆいところに手が届くAMRロボットも紹介していますので、あわせてご覧ください。
三井倉庫ロジスティクス株式会社が運営する物流倉庫では、近年の物流需要の増加に伴う深刻な人材不足の影響から、流動的な物流事情に対応するサービス品質の維持が課題となっていました。そのため、省人化を目指した業務の効率化とコスト削減・生産性の向上を目的として、ギークプラスが取り扱う自動棚搬送ロボット「ピッキング Pシリーズ P500R」を導入しました。
ギークプラスは、ロジスティクスシステムの開発や製造、販売を手がける株式会社アイオイ・システムと共同で、AGVとプロジェクションピッキングシステムを組み合わせたGTPソリューションの提供を開始しています。このソリューションにより、作業効率の向上と作業ミスの低下を実現できます。
現在AMRロボットの導入を検討している方向けに、もう一歩踏み込み、「小回りの利く小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」のかゆいところに手が届くAMRロボットを紹介します。
狭いスペースで
稼働できる小型機1辺60cmのコンパクトサイズで狭い通路(最小通行幅80cm)でも使用可能。コンパクトでも100kgまでの荷物を運べる。
高精度な制御機能で
組立装置とも連携よし2次元コード誘導も併用でき、組立装置などへの部品供給に必要な正確な位置合わせが可能。(停止精度±5mm、停止角度±0.5度)
高い耐荷重能力
最大積載量2500kg高い耐荷重能力と堅牢な設計が求められる最大積載量2トン以上のAMR。