衣料品を扱うユニクロでは、同じ商品でサイズや色が違うといったパターンがあります。複雑なパターンの上、柔らかい衣服をどのように運搬しているのでしょうか?
ユニクロが倉庫にどんなロボットを導入し、運用しているのかご紹介します。
ユニクロでは早い段階で、物流システム会社と提携し、倉庫の自動化を目指すシステム開発を進めていました。搬送業務は自動化できても、ピッキング作業には多くの課題があり実現に至りません。
産業用ロボットを手掛ける2社と提携することで、ようやくプログラミング不要の自律型のロボットによってピッキング作業をサポートするロボットを導入。
柔らかい衣服も掴めるよう改良したロボットが、必要な商品を倉庫から運び、作業する人のもとへ運べるようになりました。
物流倉庫への入出荷、保管などの自動化は早くから導入していましたが、ピッキング作業には課題が多く、遅れて自動化を実現しました。アパレル用知能を搭載したロボットを開発し、多くの種類に対応できる3Dビジョンや、さまざまな種類のものを認識して柔軟に掴めるロボットハンド、検品機能を備えました。
RFID(無線自動識別)の商品タグをつけることで、物流センターでは検品を効率化し、店舗ではセルフレジでの自動精算が可能になります。
ロボット導入後は、作業員が倉庫内を長距離移動する必要がなくなり、体への負担が大幅に軽減しています。
ロボットが素早く動くことでピッキング作業がスピードアップし、短時間で多くの搬送を実現。作業員の残業抑制や人員コストの削減へとつながります。
倉庫に届いた荷物の積み下ろしや配送箱作成などの作業も自動化。商品にRFID(無線自動識別)のタグをつけることで、検品・レジ作業の簡略化もできています。作業の効率化だけでなく、生産性・業務品質の向上も実現しています。
ピッキング作業を効率化し、工数削減が狙えるのが「AMRロボット」です。AMRロボットの中でも、さらなる工数削減を狙いたいなら、より工数が減らせるタブレット付きAMRロボットがおすすめ。あらかじめタブレットがついていることで、作業員が自らタブレットを持つことなくハンズフリーで業務に取り組むことができます。
このサイトでは、タブレット付きAMRロボット4製品を厳選しています。AMRロボット選びの参考にしてみてください。
ここでは「タブレット付きAMRロボット」4製品をピックアップ(※1)。アパレルの倉庫などで大活躍な50kg以下の小物を運ぶタイプと飲食系の倉庫などで導入される51kg以上の重量物を運ぶタイプに分けて、各製品の対応範囲をご紹介しています。
低コストでAMRロボットを導入するにはRaaS(ラース)に対応しているメーカー・代理店を選ぶのがカギ。RaaS(ラース)とは、ロボットを購入せず月額定額制のレンタルで利用できるサービスです。費用を抑えて導入したい方は、RaaS対応の有無もチェックしてみてください。
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※2 2022年4月調査時点。