こちらの記事では、潜り込み式搬送ロボット(LMR)などをはじめとするインテリジェント倉庫ロボットの開発を行っているHIKROBOTを紹介しています。同社の特徴や導入事例などをまとめていますので、導入を検討する際の参考にしてみてください。
中国に拠点を置き、ロボットテクノロジーに注力しているHIKROBOTは、世界中の顧客に対しさまざまな搬送ロボット製品やソリューションの提供を行っている企業です。
その中で、同社は2015年よりインテリジェント倉庫ロボットシステムの開発をスタートしており、潜り込み式搬送ロボット(LMR)をはじめとするさまざまな製品を提供しています。HIKROBOTのLMRは、リフトアップ機能が大きな特徴となっており、顧客がより安全な作業環境を構築した上で生産性を高めることに貢献しています。
同社の製品は、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)や自動車産業、製造業、Eコマース、食品、医薬品など、幅広い業界で採用されており、搬送やピッキング工程の効率化、コスト削減などを支援しています。
HIKROBOTのロボットは、さまざまな業界で採用されている点が特徴。これまで課題となっていた搬送・ピッキングなどの工程の効率化を行う、またコストの削減をしたいと考えている企業をサポートすることができます。
AMRロボットは、費用だけでなく導入現場に適した製品を選ぶことが重要です。現場の特徴からロボットを選びたい方は、各シーンに適したAMRロボットの特集も参考にしてみてください。
アジア太平洋地域で最大とされている国際エクスプレス積み替えセンターでの導入事例をご紹介します。
こちらのセンターでは、1日平均120,000件という膨大な量の商品を取り扱っています。事業量の増加に伴うニーズと課題を解決して正確な国際エクスプレスサービスを提供するため、Hikrobotインテリジェント倉庫ソリューションを導入しました。
Hikrobotインテリジェント倉庫ソリューションの導入によって、作業効率の向上につながったことに加え、商品の積み重ね状況とサイトの汚れを減らすことにもつなげています。また、作業強度と人件費の削減や、インテリジェントな倉庫管理が可能になったなど、さまざまなメリットをもたらしています。
※参照元:HIKROBOT公式HP(https://www.hikrobotics.com/en/mobilerobot/bestpractice/detail?id=6)
埼玉県にある、流通加工や3PLを手がけている企業における導入事例です。こちらの企業では、繁忙期における物流処理をスピードアップするために、HIKROBOTが提供する物流ソリューションを導入しており、合計14台のモバイルロボットを配置しています。
こちらのプロジェクトによって、ピッキング効率と精度の向上が可能となったことに加えて、デジタル管理による時間とコストの削減につながったことなど、さまざまな導入効果が得られています。
※参照元:HIKROBOT公式HP(https://www.hikrobotics.com/en/mobilerobot/bestpractice/detail/?id=22)
日本におけるHIKROBOTの代理店としては、株式会社Phoxter(フォクスター)や、株式会社セキュリティデザイン、株式会社豊電子工業などが挙げられます。このような企業が、HIKROBOTが提供する製品の販売やサポートを手がけていますが、具体的にどのような製品を取り扱っているのかといった点や、提供サービスについては、各社のホームページを確認するまたは直接お問い合わせください。
現在AMRロボットの導入を検討している方向けに、もう一歩踏み込み、「小回りの利く小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」のかゆいところに手が届くAMRロボットを紹介します。
狭いスペースで
稼働できる小型機1辺60cmのコンパクトサイズで狭い通路(最小通行幅80cm)でも使用可能。コンパクトでも100kgまでの荷物を運べる。
高精度な制御機能で
組立装置とも連携よし2次元コード誘導も併用でき、組立装置などへの部品供給に必要な正確な位置合わせが可能。(停止精度±5mm、停止角度±0.5度)
高い耐荷重能力
最大積載量2500kg高い耐荷重能力と堅牢な設計が求められる最大積載量2トン以上のAMR。