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農業の自律配送の導入事例

昨今の高齢化による離農者の増加傾向など、農業の現場においても人手不足解消・省人化は喫緊の課題となっています。この記事では、農業において自律配送を導入した事例をまとめました。

農業の自律配送事例

2025年12月22日にGoogle検索で「農業 AMRロボット」と検索し、表示された上位10サイトを調査し、自律配送を導入している事例をピックアップしました。

イチゴ農家の要望に応えたAMRソリューション

こちらは台湾のIT企業ASUS IoTが、フランスのイチゴ農家の要望に応えたという事例。収穫作業にAMR導入を望んだものの、ネットワーク接続や野外環境の過酷さという問題に直面。相談を受けたASUS IoTは厳しい環境下でも自律的に動作するファンレスエッジAIコンピュータを開発。迅速な画像処理によって果実の熟度、色、サイズ、収穫予定を評価し、収穫アームの動作も細かく制御。ほこりっぽく起伏のある農業環境でも着実な作動を実現したと紹介されています。

参照元:ASUS IoT(https://iot.asus.com/jp/resources/casestudies/pe3000g-amr-smart-agriculture/)

オフロード自律走行AIロボットの実証実験に成功

こちらは愛知県豊橋市主催のコンテスト入賞をきっかけに誕生したオフロード自律走行AIロボットが実証実験に成功し、農業現場での本格活用が開始されたというニュース。作業者を検知しての追従走行、自律走行、悪路や傾斜地での走行が可能で、最大積載量は300kg。収穫した作物の運搬はもとより、農薬の大型タンクを搭載し、作業者に伴走させるという用途も紹介されています。

参照元:Nagoya Startup News.(https://nagoyastartupnews.jp/adam-ai/)

モーター製造会社が開発した、農業用ロボット

こちらはモーターの製造を手掛ける東京のメーカーが農業用の自律走行ロボットを開発したという話題。果樹園で収穫した果物を、傾斜やぬかるみが多い樹列間から集荷ポイントまで効率よく運搬できるというもので、果実を傷める心配もなしとのこと。収穫ピーク時の人手不足を緩和できるとアピールされています。

参照元:ユニテック株式会社.(https://www.unitec-mt.com/products/amr/)

かわいらしいデザインの農業向けAMR

こちらは茨城県の株式会社Doogが手掛けた農業向けAMR。同社はこれまでも物流倉庫向けのAMR「サウザー」を手掛けていましたが、新たに農業向けの「メカロン」を開発。サウザーは車輪なのに対し、メカロンは農場での走破性を考慮しキャタピラーを採用。その上で愛玩動物を彷彿とさせる、かわいらしいデザインが施されています。

参照元:搬送ロボットガイド(https://amr-guide.com/amr/%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%B3/#%E4%BA%BA%E3%81%A8%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%8D%94%E5%83%8D%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99Doog)

スマート農業とは

ニュース番組などでも取り上げられる機会が増えているスマート農業。簡単に言えば、IoTやAI、ロボット技術などを活用することで農作業を効率化し、生産性を向上させるという手法になります。とりわけ日本では導入が急がれていますが、そこには以下のような理由があります。

高齢化と就農者減少による人手不足

少子高齢化の進む日本においては、加齢による体力低下で離農する人が増加傾向にあり、反対に若い世代の就農者は減少。これら2つの要因が重なり、日本の農業は深刻な人手不足に直面しています。そんな危機的状況を解決する手段として注目されているのが、農業の省人化、効率化が期待されるスマート農業に他なりません。

農業サステナブル化の有効手段

スマート農業の実現による省人化や効率化は、農業従事者の負担軽減はもちろんのこと、新規就農希望者の参入障壁を下げる、限られたマンパワーでも安定した食料生産を維持するという効果も期待されています。言わば農業を持続可能な産業とするという面でも、重要な役割を担っているのです。

AMRとスマート農業

スマート農業におけるAMRの役割

農地の見回り負担軽減

従来の農業では、自動車などの移動手段は活用できるものの、直接農地に足を運んで見回りを行う手間と時間が必要でした。その点スマート農業ではAMRにセンサーやカメラ、IoTを組み合わせることで、作物の生育状況や土壌のコンディション、病気が発生していないかどうかなどを、遠隔地から確認・管理することができます。

搬送等の重労働の軽減

農業で身体的な負担の大きい作業と言えば、収穫した作物の運搬が挙げられます。その点、AMRは機種によって、300kgの積載量を実現しているものもあり。また人間に自動追従する機能を活用すれば、収穫した作物を乗せながら移動することも可能。作業の効率化にも大きく寄与します。

除草作業などにも対応

例えば斜面の段々畑など、トラクターが入れない農地での除草作業、鍬などを用いて人力で行うという時代が長く続いていました。一方、スマート農業であれば、AMRと小型の鎮圧機(鎮圧ローラー)を組み合わせることで、限られた面積の畑でも除草作業が自動で行えるようになります。

AMR導入の課題

導入コストが高価

農業分野へのAMR導入のハードル、その筆頭に挙げられるのはやはり導入コストと言えます。とりわけ農業分野の場合、一般的なAMRよりも優れた走破性や堅牢性、防塵性などが求められることもコストを押し上げる要因となってしまいます。

技術的なハードル

上記の通りAMRは様々な機器やソフトウェアなどとの組み合わせにより、様々な用途に活用することが可能ですが、その分、操作や設定なども複雑となっていきます。有効に活用するには、一定レベルの知識を学んでおくことが必須となります。

現地環境への適応

繰り返しになりますが、農業の現場でAMRを活用する場合、一般的なAMRよりもハイスペックな仕様が求められます。例えば不整地や斜面、段差などでの走破性、炎天下の熱に対する耐性、粉塵や土砂などへの対策などが挙げられます。

スマート農業促進のための取り組み

農業分野へのAMR導入にかかる費用など、スマート農業実現に対する障壁を解消するために、国や学界、産業界などでは以下のような取り組みが行われています。

「スマート農業新サービス創出」プラットフォーム

2020年、農林水産省が温度を取り創設されたプロジェクトになります。農機具メーカー、保険会社、リース関係などの民間企業や現役の農業従事者、大学や研究機関など3,000を超える会員が参画し、スマート農業の拡大を目的とした商品やサービス創出に尽力しています。

スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート緊急対策事業

農林水産省がスマート農業技術の活用割合向上を目的に行う支援事業になります。スマート農業機械などの開発者と農地の生産者の橋渡しを行うことでスマート農業機械のカスタマイズや改良を支援したり、スマート農業関連の新規事業立ち上げの支援などに取り組んでいます。

スマート農業実現に大きく寄与するAMR

人手不足など深刻な問題に直面する日本農業にとって、スマート農業は是が非でも実現しなければならない課題となっています。そんなスマート農業実現のために、AMRは大きな役割を担っています。今後も農業に適したスペックを有する機種や、新たな機能の実現が、大いに期待できるのではないでしょうか。

現在AMRロボットの導入を検討している方向けに、もう一歩踏み込み、「小回りの利く小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」のかゆいところに手が届くAMRロボットを紹介します。

通路が狭い
小規模工場向け
AspinaAMR
(ASPINA(シナノケンシ))
ASPINA(シナノケンシ)
引用元:AspinaAMR(ASPINA(シナノケンシ))公式サイト
(https://aspina-robotics.com/ja/products/amr/)
可搬重量300kgまで

狭いスペースで
稼働できる小型機
1辺60cmのコンパクトサイズで狭い通路(最小通行幅80cm)でも使用可能。コンパクトでも300kgまでの荷物を運べる。

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工場・製造業等の
組立ライン補助向け
iRAYPLE
(LINX)
iRAYPLE(LINX)
引用元:iRAYPLE(LINX)公式サイト
(https://linx.jp/product/robot/)
可搬重量1000kgまで

高精度な制御機能で
組立装置とも連携よし
2次元コード誘導も併用でき、組立装置などへの部品供給に必要な正確な位置合わせが可能。(停止精度±5mm、停止角度±0.5度)

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大型部品などを扱う
重工業・製造業向け
EVOcart™
(PLiBOT)
EVOcart™(PLiBOT)
引用元:EVOcart™(PLiBOT)公式サイト
(https://www.plibot.co.jp/products/oppent-evo/cart/)
可搬重量2000kgまで

高い耐荷重能力
最大積載量2500kg
高い耐荷重能力と堅牢な設計が求められる最大積載量2トン以上のAMR。

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