ORVは物流倉庫等でカゴ車搬送を行える自律移動ロボットです。このページではORVの機能や特徴、取り扱いメーカーの詳細について紹介します。
タブレット有無 | あり |
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サイズ | 640W×930L×500Hmm |
最大積載量 | 300kg |
最大速度 | 最高80m/分(ORV単体走行時)※ 40m/分(カゴ車搬送時) |
連続稼働時間 | 5時間(使用状況による) |
充電時間 | 約1時間 |
接続方式 | WiFi 通信、 Bluetooth 通信、 3G/LTE(セルラー通信モデルのみ) |
最小通路幅 | 900mm(ORV単体走行時) |
安全性能 | レーザーセンサー ステレオカメラ バンパースイッチ 非常停止ボタン |
ORVはカゴ台車を運ぶことに特化したAMRロボットです。カゴ車を牽引するのではなく片側を掴んで持ち上げるため、カゴ車と一体になり走行できます。牽引方式と比べて旋回半径が小さいため、狭い通路でも走行可能です。またカゴ車と一体になりバック走行できます。トラックバース前の出荷待機列や、狭い空間への整列動作も可能です。
さらにフレキシブルな動作もORVの大きな特徴といえます。障害物を検知して介する基本動作はもちろん、狭い通路では回避でなく一時停止するなど、搬送ルートに応じて動作を設定できます。
ORVは付属のタブレットによる簡単操作が可能です。業務選択やマニュアル操作、異常確認、エラー復帰等をタブレットで完結できます。
ORVはレーザーセンサーとステレオカメラにより、360°全方位で安全確認しています。万が一の場合も、バンパースイッチへの接触を検知するとただちに動作を停止する仕様です。
ORVはカゴ台車を運ぶことに特化したAMRロボットです。床工事が不要なため、稼働を止めずに動作エリアの変更・拡張を行えます。また付属のタブレットにより簡単に操作できるため、AMRロボットの導入が初めての企業にもおすすめです。
AMRロボットは、費用だけでなく導入現場に適した製品を選ぶことが重要です。現場の特徴からロボットを選びたい方は、各シーンに適したAMRロボットの特集も参考にしてみてください。
ORVの導入事例の記載は見つかりませんでした。
工程間の搬送やカゴ車の整列待機、垂直搬送機の荷積みや荷下ろしへの導入が適しているとして、公式HPで紹介されています。
ORVは株式会社オカムラで取り扱っています。株式会社オカムラはこれまでに培ってきた知識・技術を活かした総合力により、オフィスや学校、病院、スタジアム、物流、商業施設まで、あらゆる空間に新しい価値を創り続けている会社です。
「指示だし簡単な小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」
のかゆいところに手が届くおすすめAMRロボット3選
現在AMRロボットの導入を検討している方向けに、もう一歩踏み込み、「小回りの利く小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」のかゆいところに手が届くAMRロボットを紹介します。
狭いスペースで
稼働できる小型機1辺60cmのコンパクトサイズで狭い通路(最小通行幅80cm)でも使用可能。コンパクトでも100kgまでの荷物を運べる。
高精度な制御機能で
組立装置とも連携よし2次元コード誘導も併用でき、組立装置などへの部品供給に必要な正確な位置合わせが可能。(停止精度±5mm、停止角度±0.5度)