多くの人が利用するAmazonは多種多様な商品を扱っています。それらを保管している倉庫は大きく、全国にいくつもあります。
急増する注文に対応するため、どんなロボットを導入し、運用しているのかご紹介します。
近年EC需要が様変わりしたことで、Amazonでもネット通販の注文が急増しています。それに伴い倉庫での作業も増え、重要度も高まっていますが、長時間の過酷なシフトや深刻な事故が発生するなど、問題も発生。
作業員の負担を減らし、安全で働きやすい職場環境に整備することを目的に、ロボットが導入されました。
ロボットはスピーディな配送に応えられるだけでなく、安全な施設運営や、2025年までに現場の災害を50%減らす目標達成への大きな役割を果たしてくれます。
Amazonの数ある倉庫の中で、大阪府茨木市にある「茨木FC(フルフィルメントセンター)」はスピード配送を支える重要な物流拠点です。QRコードが一定間隔に貼られた床の上を、商品棚を運ぶロボットが移動し、人は定位置で作業できるようにしています。
車輪付きのロボットが倉庫内を動いて商品を運び、人が商品を乗せると次の作業や商品をピックアップするために移動。産業用ロボットアームは、荷物が入ったカートをベルトコンベヤーから棚やカートに載せ、AI(人工知能)を搭載したフォークリフトは、空になったカートを集めて運搬します。
ロボットを導入した茨木FCなどでは、人が定位置で作業できるようになったことで、移動にかかる身体への負担を大きく軽減できています。
ところが倉庫作業のすべてが自動化できているわけではありません。Amazonのように扱う商品の大きさや重さがバラバラだと、動きが変動的になるため、まだまだロボットでの自動的化が難しいのです。棚入れや棚出しといった作業は、現状ではロボットには難しく、人の方が効率良く作業できます。
人との協働作業で、ピッキング作業を効率化してくれるのが「AMRロボット」です。人とロボット、それぞれの得意を活かし、効率化と工数削減が狙えます。
さらなる工数削減を狙いたいなら、AMRロボットの中でもより工数が減らせるタブレット付きAMRロボットがおすすめ。あらかじめタブレットがついていることで、作業員が自らタブレットを持つことなくハンズフリーで業務に取り組むことができます。
このサイトでは、タブレット付きAMRロボット4製品を厳選しています。AMRロボット選びの参考にしてみてください。
ここでは「タブレット付きAMRロボット」4製品をピックアップ(※1)。アパレルの倉庫などで大活躍な50kg以下の小物を運ぶタイプと飲食系の倉庫などで導入される51kg以上の重量物を運ぶタイプに分けて、各製品の対応範囲をご紹介しています。
低コストでAMRロボットを導入するにはRaaS(ラース)に対応しているメーカー・代理店を選ぶのがカギ。RaaS(ラース)とは、ロボットを購入せず月額定額制のレンタルで利用できるサービスです。費用を抑えて導入したい方は、RaaS対応の有無もチェックしてみてください。
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