一戸建て住宅から各種集合住宅、商業施設やオフィスビルにいたるまで、規模の大小を問わず建設現場では人手不足解消・省人化が求められています。この記事では、建設現場において自律配送を導入した事例をまとめました。
2025年12月22日にGoogle検索で「建設現場 AMRロボット」と検索し、表示された上位10サイトを調査し、自律配送を導入している事例をピックアップしました。
大手建設会社として知られる大林組では、建設現場の自動化に向け、AMRを研究。刻々と状況が変化する建設現場に製造業や物流業向けAMRは適さないと認識。そこでまずAGVと工事用エレベーターの連携に着手。階数を問わずに資材搬送の自律化を実現しました。そこからさらに研究を重ね、AMRと既存設備を連携して動かす統合制御プラットフォームを提供するPLiBOT株式会社を設立。建設現場はもとより、様々な業種・業界で、ピッキングや運搬業務、清掃業務などをAMRが行えるようになるソリューションを提供できるとしています。
こちらは建設大手の戸田建設との共同プロジェクトにより、建設現場に特化したAMRの開発を手掛けている株式会社TriOrbの事例。建設現場の段差や溝、不整地などでも安定して走行でき、300kgの資材も運搬できるよう開発が進められています。また全高15cm、全幅45cmのコンパクトな寸法を実現し、メンテナンスの容易さも重視。建築元和はもとより従来の移動ロボットでは対応できなかった領域での活用を目指しているとしています。
様々な業界で共通することですが、建設業界では特に、人手不足と労働力の確保に悩まされています。とりわけ建設現場での仕事というものは、重い資材の搬入や高所での作業など肉体的にも精神的にもハードな内容。加えて少子化によって若年層の就業者が減少、経験豊富なベテランが高齢化によって引退してしまうという事情も重なり、人手不足はますます顕著になっています。それこそ一刻も早く、建設業界での自動化、省人化が求められています。
広大な敷地や、崖や渓谷などの危険個所の測量や現状把握は膨大な手間とリスク、そして人手が必要となりますが、近年ではドローンとAIの活用により、省人化が実現可能。ドローンで現場を空撮し、AIが3D点群データを自動生成することができます。
近年ではIT技術の進歩により、重機の遠隔地からのリモート操作が可能。複数の現場の複数の重機を1人のオペレーターで操作することができます。また予めデータを入力することで、重機を自動で作業させるということも可能です。
作業の進捗や作業員の安全、建材にひび割れがないかどうかなどを、自動的に確認することができ、必要に応じて警報を発するということも行えます。
建設現場では重量の嵩む建材や部材、機器類などを人力で運ばなければならないというケースが少なくありません。その点、AMRであれば、クレーンやフォークリフトが進入できない狭い現場でも重い部材を運搬してくれる可能性が広がります。疲労や負担の軽減に大きく寄与します。
例えば、転落の可能性のある現場に重量物を運ぶというのは、高所作業に慣れている作業員であっても、リスクの大きな作業です。そうした状況でもAMRを活用すれば、作業員を危険にさらす必要がなくなります。
建設現場というのは言うまでもなく、流通倉庫や工場などよりも高低差があり、不整地である場合がほとんどです。それゆえAMR選びの際は、その機種が高低差や不整地の走行に対応できるかどうかをチェックすることが不可欠となります。
建設現場に導入するAMR選びは、積載可能重量がどの位なのかも重要なポイント。従業員の負担軽減の度合いを大きく左右しますので、必ずチェックすべきです。
もうひとつ建設現場で用いるAMRには防塵性も求められます。それこそ粉塵への体制が低い機種を選んでしまうと、せっかく導入したのに故障が頻発してしまう可能性大。この点も事前にしっかりと確認すべきです
工場や物流倉庫などで活躍するAMRは、建設現場への導入も大きく期待されています。今後は建築現場の環境にも対応可能な機種が増えていくものと思われますので、こまめな情報チェックを心がけ、しっかりとアンテナを張っておいてください。
現在AMRロボットの導入を検討している方向けに、もう一歩踏み込み、「小回りの利く小型」「精緻なコントロール」「重量級可搬」のかゆいところに手が届くAMRロボットを紹介します。

狭いスペースで
稼働できる小型機1辺60cmのコンパクトサイズで狭い通路(最小通行幅80cm)でも使用可能。コンパクトでも300kgまでの荷物を運べる。

高精度な制御機能で
組立装置とも連携よし2次元コード誘導も併用でき、組立装置などへの部品供給に必要な正確な位置合わせが可能。(停止精度±5mm、停止角度±0.5度)

高い耐荷重能力
最大積載量2500kg高い耐荷重能力と堅牢な設計が求められる最大積載量2トン以上のAMR。